
どのようにして弁護士を探せばよいのか?
法的トラブルに遭遇した際に弁護士をどのように探せばよいのか、入口部分の解説です。
①家族や知人から紹介を受ける
家族や友人に弁護士を利用したことのある方がいる場合、紹介してもらう方法があります。弁護士との委任契約は双方の信頼を基礎とするものであり、解決までに一定期間を要することも多いため、「どのような」弁護士なのかという部分はとても重要になります。注力分野や弁護士費用などはホームページなどでも確認できますが、弁護士個人の人柄や自分との相性、連絡の頻度など、実際の事件処理を経験した者でしか分からない部分もあるため、周囲に弁護士を利用した方がいる場合はまずはお話を聞いてみるとよいでしょう。
②市役所等の法律相談会を利用する
法的トラブルの緊急性があまり高くない場合、弁護士会や市役所などが実施している法律相談会で弁護士の話を聞く方法があります。15分から30分程度と相談時間の制限はありますが、自分で法律事務所の予約をとって法律相談をする方法より手軽さがあります。鹿児島県弁護士会では、有料の法律相談と無料の法律相談(日時・分野等の限定あり)が実施されていますので、「トラブルを解決するには弁護士の助力が必要なのだろうか」、「自分はこのように考えているが、法律の専門家の見解が知りたい」という段階であれば、法律相談会を利用するとよいでしょう。
③法テラス鹿児島・鹿児島県弁護士会から紹介を受ける
法的トラブルが既に顕在化しており、解決には弁護士の関与が必要であることは分かっているが、知っている弁護士がいないという場合、法テラス鹿児島や鹿児島県弁護士会で、弁護士の紹介を受けることができます。法テラスの場合、一定の資力要件があるため、相談予約の際に利用可能かどうかを確認された方がよいでしょう。
なお、鹿児島県弁護士会のホームページの「弁護士検索」を利用すれば、鹿児島県下の全弁護士(231名、弁護士法人35(令和7年4月1日現在))の事務所所在地と連絡先を調べることができるため、個別に問い合わせるという方法もあります。
④インターネットのポータルサイトを利用する
インターネット検索で「弁護士 鹿児島 刑事事件」など、地域名や法的トラブルの分野を入力すると、比較サイトのように弁護士が一覧で表示されるサイトがあります。これをポータルサイトといいます。特定の分野について強みのある弁護士が並んで掲載されておりますので、弁護士探しの端緒として利用することができます。電話やメール、LINEなどの問い合わせ方法について、相談予約前の確認として簡単な聴き取りをする法律事務所もありますが、基本的には相談予約をするためのものであって電話相談やLINE相談の意味合いではないので、それらを希望の場合は、対応する法律事務所を探す必要があります。
⑤各法律事務所のホームページを確認する
最近は、各法律事務所ごとに独自のホームページを公開することも一般的になってきました。事務所を紹介する目的のものや広告としての意味合いが強いものなど様々ありますが、事務所の特色を把握するには有用な情報が記載されています。自分の抱える法的トラブルを解決するためにどの弁護士に委ねることが最善の策なのか、とても重要な選択になりますので、複数の法律事務所のホームページを確認したうえでお決めいただければよいでしょう。また、ホームページでは確認できない情報(人柄や相性など担当弁護士個人に関する部分)もあるため、まずは実際に面談をして、最終判断をするという考え方で大丈夫です。自分が「この弁護士なら任せられる」と思うことのできる弁護士をお探しください。
※ホームページをもたない法律事務所もありますので、その場合は、上記の「弁護士検索」やGoogleマップで「法律事務所」と検索して、連絡先を確認することになります。